映画感想

腐女子の映画感想

それでも世は明ける/感想

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あらすじ

1841年、奴隷制廃止以前のニューヨーク、家族と一緒に幸せに暮らしていた黒人音楽家ソロモン(キウェテル・イジョフォー)は、ある日突然拉致され、奴隷として南部の綿花農園に売られてしまう。狂信的な選民主義者エップス(マイケル・ファスベンダー)ら白人たちの非道な仕打ちに虐げられながらも、彼は自身の尊厳を守り続ける。やがて12年の歳月が流れ、ソロモンは奴隷制度撤廃を唱えるカナダ人労働者バス(ブラッド・ピット)と出会い……。(yahoo引用)

 

感想

人間の色がただ違うだけで物になる時代。当たり前に自由黒人と連呼している時代が恐ろしい。当たり前に道具として扱い、いらなくなったら捨てる。完全に物。この時代の常識がいつ終わるのかと滅入ってくる映画。

最後はなんとも言いがたい。たとえソロモンが幸せになってもあの場所にいたほかの奴隷たちはどうなってしまうのか。ソロモンを取り返したおかげであそこの奴隷たちの監視の目はより厳しく縛られることになる。

でもそんな事いってらんないんだよな~!きっと。

とにかくパッツィーが可哀想。一日誰よりも働き誰よりも我慢し誰よりも旦那を満足させているというのに女の醜い嫉妬により日々はうまくいかない。この当時白人がより下に見ている黒人に嫉妬心を露にしまわりの目を省みず毎日毎日日々強くあたりつけるのは醜すぎる。

あとどの時代どの世界も女は嫉妬深すぎるし、男は欲に溺れていて人間自体が醜い。

あとエップス、幼児愛か~~???!!

執着がすげ~~!!!!イカれてる~~~!!!

突然でてきたブラピにびっくりしたんだけど、即効で出なくなって豪華な使い方してるなと笑った。絶対いやなやつかと思ったらすげ~いいやつだったね!

 

社会の授業で流してみたら?とおもう映画でした。

とってもタメになるよ。

 

面白かったというか、とっても考えさせられる映画でした。